去年身内が亡くなったばかり。今年は新盆(初盆)だけど、親戚は高齢で呼ぶのは気が引ける…
新盆(初盆)は、家族だけで簡単に済ませちゃってもいいのかな…?それ以前に、何を準備すればいいの…?
とお悩みのアナタのために、イマドキの新盆(初盆)事情についてお伝えします!
初盆・新盆を家族だけで行う
四十九日が明けて、亡くなった人が初めて迎えるお盆が、新盆(初盆)です。
普通のお盆とは違って、親戚やお坊さんを自宅に呼ぶという、少し大がかりな行事。
親戚が高齢で来るのが難しいケースや、金銭的・時間的に余裕がないケースなど、「新盆(初盆)を簡単に済ませたい」と思っている方は多いのではないでしょうか?
いろいろと悩んでしまうとは思いますが、安心してください!初盆・新盆を家族だけで簡単に行っても、大丈夫!
家族だけでもOK!とは言いつつも、親戚付き合いもありますし、連絡しないのはマナー違反。親戚を呼ばない場合は、事前に連絡を入れておきましょう。
また、昔からの伝統を重んじる家もあります。心配ならば、親戚に確認してみてください。
ちなみに、新盆(初盆)に決まりはないと言っても、さすがに何もしないのはNG!
家族で法要を行って、亡くなった人をお迎えしてあげてくださいね。
初盆・新盆でやること
特に初めて新盆(初盆)の法要を取り仕切る方は、何をするかもわからないかもしれません。
親戚を呼ばずに家族だけで行う場合でも、最低限の慣習に則って行いたいですね。
そこで、初盆・新盆でやることを解説していきます。
お盆の時期
まず、お盆の時期からです。
東京近郊→毎年7月13~16日
全国的に→毎年8月13~16日
あなたの地域では、いつがお盆でしょうか?確認しておきましょう。
お坊さんの手配
一番大事なのが、僧侶の予約です。
お盆は、お坊さんが一年で一番忙しい時期。最低でも1ヶ月前には、予約を押さえておかなければなりません。初盆・新盆ですから、お盆の期間中に法要をしたいですね。
・お布施(3~5万円)
・御膳料(5千~1万円)
・交通費(5千~1万円)
の準備も忘れずに!
※法要後に会食を行う場合は、お坊さんの予定の確認と、食事の手配も必要です。
白提灯・精霊棚・お供え物の用意
法要を行う日までに、白提灯・精霊棚・お供え物の準備をします。
ネットで買う場合には、お届け日数も要確認。お盆に間に合うように手配する必要があります。
白提灯は、亡くなった人の霊が家に帰ってくるときの目印。玄関や縁側の軒先に飾ります。
精霊棚は、亡くなった人の霊がお盆の期間に一緒に過ごす場所。
精霊棚に飾るものは、たくさんあります。
例えば、ハス、まこも、おがら、精霊馬、初盆提灯、盆提灯…などなど。用意する時間がなければ、全てそろっている精霊棚セットを買ってしまうのも良いと思います。
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お供え物は、食べ物やお花です。季節の果物やお菓子、亡くなった方の好物を用意しましょう。
暑い季節なので、日持ちのするものを選ぶのがオススメ。
服装について
家族だけで簡単に済ませる場合でも、ジーパンにTシャツではマナー違反。
フォーマルな喪服や礼服がなければ、黒などの地味な色の平服でも問題ありません。
家族だけで簡単に新盆(初盆)を行う場合でも、やはり準備することはたくさんありますね。ドタバタしないように余裕を持って、スケジュールを組みましょう!
まとめ
事情があって、家族だけで簡単に新盆(初盆)を済ませなければいけないこともありますよね。
親戚を呼ばなくても、新盆(初盆)は迎えられますので安心してください。
ご家族が笑顔で亡くなった人の霊を迎えることができるのが一番良いことです。ぜひ、穏やかな気持ちで新盆(初盆)に臨めるといいですね。
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