「りんご、しりとり!」
こう言われたら、次の人は「ごりら」など、「ご」から始まる言葉を答えます。
では、「りんご、連想!」だったら? 今度は「果物」や「赤い」など、りんごから思い浮かぶ言葉を答えます。
さらに「キレる!」と指示されたら、前の言葉を怒った調子で繰り返さなければいけません。
この3つをリズムに合わせて切り替えるのが、フジテレビ系『何か“オモシロいコト”ないの?』で紹介された「しりとり×連想×キレるゲーム」です。
特別な道具は使わないので、家族や友達と集まったときにも取り入れやすい遊びです。
今回は3つの指示の意味と、実際の言葉のつなぎ方、家で遊ぶときのルールを紹介します。 10ターン分の会話例も用意したので、初めての人はそこから見てみてください。
しりとり×連想×キレるゲームとは?
「しりとり×連想×キレるゲーム」は、フジテレビ系のバラエティ番組『何か“オモシロいコト”ないの?』で行われたゲーム企画です。
2023年11月20日の放送でも取り上げられ、出演者がチームに分かれて対戦しました。
普通のしりとりなら、前の人が言った言葉の最後の文字から次の言葉を考えます。
でも、このゲームではそれだけではありません。
前の人が「しりとり」「連想」「キレる」のどれを指定したかによって、答え方が変わります。
しかも、答えた人は自分の言葉に次の指示を付けて、次の人へ回します。
例えば、
「りんご、しりとり!」
「ごりら、連想!」
「どうぶつえん、キレる!」
という流れです。
言葉がわかっていても、指示を聞き間違えると違う答え方をしてしまいます。
番組では白猫軍と黒猫軍が交互に座り、リズムに合わせて回答。相手チームのミスを誘うような指示の出し方も、勝負の一部になっていました。
しりとり・連想・キレるの3つのルール【番組版】
まず覚えておきたいのが、3つの指示の違いです。
| 指示 | 次の人がすること | 回答例 |
|---|---|---|
| しりとり | 前の言葉の最後の文字から答える | りんご → ごりら |
| 連想 | 前の言葉から思い浮かぶものを答える | りんご → 果物 |
| キレる | 前の言葉を怒った調子で繰り返す | りんご → 「りんご!」 |
この表のとおり、指示が変わると答え方も変わります。
「しりとり」は最後の文字からつなぐ
これは普通のしりとりと同じです。
前の人が、
「りんご、しりとり!」
と言ったら、次の人は「ご」から始まる言葉を答えます。
例えば、
「ごりら、連想!」
と返せばOKです。
ここで大事なのが、答えたあとに次の人への指示も付けること。
「ごりら」と答えただけでは、次の人が何をすればいいのかわかりません。
「ごりら、連想!」までをセットにして発言します。
「連想」は前の言葉から思い浮かぶものを答える
「連想」と言われた場合は、最後の文字を気にする必要はありません。
例えば、
「ごりら、連想!」
と言われたら、
「どうぶつえん、しりとり!」
と返せます。
ゴリラがいる場所として動物園を思い浮かべた、というつながりですね。
ほかにも「ジャングル」「バナナ」など、人によって違う言葉が出てくるでしょう。
ただ、連想は答えがひとつに決まっていません。
「それは何から連想したの?」と意見が分かれそうな場合もあります。
家で遊ぶときは、つながりを説明できれば正解にするなど、判定方法を決めておくとスムーズです。
「キレる」は同じ言葉を怒った調子で言う
一番間違えやすいのが「キレる」です。
例えば、
「パンダ、キレる!」
と言われたら、次の人は怒った口調で、
「パンダ!」
と繰り返します。
ここでは別の言葉を考えません。
直前の言葉をそのまま言うことがルールです。
そして自分の番なので、次の指示も付けます。
「パンダ! しりとり!」
と返せば、次の人は「パンダ」の最後の「だ」から言葉を考えます。
怒った演技といっても、相手に本気で怒る必要はありません。
ちょっと眉を寄せたり、強めの口調にしたりするだけで十分です。
しりとり×連想×キレるゲームのやり方【10ターンの会話例】
実際にどうつながるのか、3人で遊ぶ例を見てみましょう。
ここではAさん、Bさん、Cさんが順番に答えることにします。
番組のやり取りではなく、当サイトで作った練習用の例です。
まずは10ターン続けてみよう
| 順番 | 人 | 実際に言うこと | 答え方 |
|---|---|---|---|
| 1 | A | 「りんご、しりとり!」 | スタート |
| 2 | B | 「ごりら、連想!」 | 「ご」から始まる言葉 |
| 3 | C | 「どうぶつえん、連想!」 | ゴリラから連想 |
| 4 | A | 「パンダ、キレる!」 | 動物園から連想 |
| 5 | B | 「パンダ! しりとり!」 | 怒った口調で繰り返す |
| 6 | C | 「だるま、連想!」 | 「だ」から始まる言葉 |
| 7 | A | 「ころぶ、しりとり!」 | だるまから連想 |
| 8 | B | 「ぶどう、キレる!」 | 「ぶ」から始まる言葉 |
| 9 | C | 「ぶどう! 連想!」 | 怒った口調で繰り返す |
| 10 | A | 「くだもの、しりとり!」 | ぶどうから連想 |
5ターン目が少しややこしいところです。
Bさんは「キレる」と指示されているので、「パンダ!」と繰り返します。
そして「しりとり!」と次の指示を出したため、Cさんは「だ」から始まる「だるま」と回答。
ここを間違えて「ぱ」から始まる言葉を探したり、「パンダ」から連想する言葉を答えたりするとミスになります。
また、7ターン目の「だるま→ころぶ」は、「七転び八起き」のだるまをイメージした連想です。
少し説明が必要な連想もあるので、初めて遊ぶときは「りんご→果物」のようにわかりやすい言葉から始めた方が混乱しません。
どんなときにアウトになる?
番組ではリズムに合わせて回答するため、考える時間が長くなるとミスにつながります。
家庭版なら、次のような場合をアウトにするとわかりやすいです。
| 状況 | 家庭版の判定 |
|---|---|
| しりとりで違う文字から答えた | ミス |
| 連想で前の言葉との関係を説明できない | 司会者や多数決で判定 |
| キレるで別の言葉に変えた | ミス |
| 次の指示を言い忘れた | ミス |
| 決めたテンポに間に合わなかった | ミス |
連想の判定だけは、人によって意見が違うこともあります。
迷ったときに毎回ゲームを止めるのは大変なので、先に「多数決で決める」などのルールを用意しておきましょう。
家で遊ぶしりとり×連想×キレるゲーム【家庭版ルール】
家で遊ぶなら、最初から番組の対戦形式を再現する必要はありません。
4〜8人くらいで輪になり、順番に言葉を回す形なら始めやすいです。
必要な人数や道具は?
家庭版の目安はこちらです。
| 項目 | 家庭向けの設定 |
|---|---|
| 人数 | 4〜8人程度 |
| 道具 | なし |
| 1回の時間 | 5〜10分 |
| 回答する順番 | 時計回り |
| リズム | 手拍子で一定のテンポ |
| ミスした場合 | ミス1回として記録 |
| 勝敗 | ミスが少ない人の勝ち |
※人数、時間、ミスの数え方は家庭向けの独自ルールです。
紙やペンはなくても遊べます。
ただ、人数が多くてミスの回数を覚えきれない場合は、スマホのメモなどに記録してもいいと思います。
最初はゆっくりしたリズムで
いきなり速いテンポにすると、言葉を考える前に次の順番が来てしまいます。
まずは全員でゆっくり手拍子をして、言葉と指示をセットで言う練習から始めましょう。
例えば、
「りんご、しりとり!」
「ごりら、連想!」
「どうぶつえん、キレる!」
というように、3つの指示を何度か使ってみます。
慣れてきたらテンポを少し上げます。
家庭版なら、最初は1人につき3〜4秒くらいを目安にしてもよさそうです。
ただし、秒数を厳密に計る必要はありません。参加する人が無理なく答えられる速さを優先してください。
ミスをしたら脱落?そのまま続ける?
家で遊ぶなら、ミスをしても脱落させずに続ける形が使いやすいです。
例えば5分間遊んで、ミスがいちばん少なかった人を勝ちにします。
1人が間違えたら、次の人が新しい言葉からスタート。
そのたびに全員で最初からやり直す必要はありません。
大人数の集まりなら、途中で脱落する人が出ない方が参加しやすいと思います。
もちろん、この採点方法は当サイトの家庭向けルールです。
2チームに分けて対戦する方法
人数が多い場合は、2チームに分かれても遊べます。
例えば6人なら3人ずつのチームを作り、AチームとBチームが交互になるように座ります。
こうすると、次の回答者が相手チームになるので、どんな指示を出すかも考えることになります。
ただし、最初は相手を困らせることより、全員がルールを覚えることを優先した方が遊びやすいです。
番組で登場した派生ゲームと家庭向けアレンジ
『何か“オモシロいコト”ないの?』では、基本の3つに加えて、演技を取り入れた別の指示も登場しています。
番組で紹介されたものと、家で遊ぶために考えたものを分けて紹介します。
番組で登場した「シャクレる」「コビる」
番組の派生企画として知られているのが、「シャクレる」「コビる」です。
| 指示 | どんな演技? |
|---|---|
| シャクレる | あごを突き出すような口元で言葉を言う |
| コビる | 相手にこびるような話し方で言葉を言う |
基本のしりとりや連想に、さらに演技が加わるイメージです。
なお、派生ルールの細かな判定方法まで、すべての放送回で共通だったとは確認できていません。
家庭版なら「笑う」「ささやく」もあり
「キレる」の演技が苦手な人がいるなら、家では別の指示に置き換える方法もあります。
| 家庭向けの指示 | 次の人がすること |
|---|---|
| 笑う | 直前の言葉を笑いながら繰り返す |
| ささやく | 直前の言葉を小声で繰り返す |
| ロボット | 直前の言葉を機械的な口調で繰り返す |
この3つは当サイトで考えた独自ルールです。
例えば「りんご、ささやく!」と言われたら、次の人は小声で「りんご」と繰り返します。
最初から指示を増やしすぎると混乱するので、基本の3つに慣れてから追加するくらいがちょうどよさそうです。
大きな声を出すのが苦手な人もいる場合
「キレる」だからといって、大声で怒鳴る必要はありません。
表情だけ変えてみたり、少しだけ強い口調にしてみたり。
家で遊ぶなら、それでも正解にできるルールにしておくと参加しやすいです。
演技の上手さを競うより、指示を聞いて正しく言葉を返せたかどうかを判定の中心にすると、初めての人も入りやすいと思います。
しりとり×連想×キレるゲームのよくある質問
「連想」に正解はある?
連想には、ひとつだけの正解はありません。
例えば「夏」なら「海」「花火」「かき氷」など、いろいろな答えが考えられます。
家庭版では、前の言葉とのつながりを説明できれば正解にするのが簡単です。
2人でも遊べる?
2人でも交互に言葉と指示を出せば遊べます。
ただ、順番を間違えることがない分、3つの指示を切り替えることに集中するゲームになります。
2人で遊ぶときは、テンポを少し速くしたり、同じ指示を連続で使わないルールにしたりしてもいいでしょう。
「ん」で終わる言葉を言ったらアウト?
家庭版では、次に「しりとり」を指定している状態で言葉が「ん」で終わったらミスとする方法がわかりやすいです。
一方、「連想」や「キレる」であれば、そのまま続けられるルールにしても構いません。
例えば「どうぶつえん、連想!」なら、次の人は動物園から連想する言葉を答えるため、「ん」から始める必要はありません。
この扱いは、番組の公式ルールとして確認したものではなく、家庭向けの設定です。
濁点や小さい文字はどう扱う?
しりとりでは、「こ」と「ご」を同じ扱いにするか、小さい「ゃ・ゅ・ょ」が最後に来たらどうするかなど、迷うことがあります。
家で遊ぶなら、開始前に決めておくのがおすすめです。
例えば、小さい文字は大きい文字として扱い、濁点は外してもよいというルールなら、子どもでも続けやすくなります。
しりとり竜王戦とはどう違う?
しりとりを使うテレビ番組のゲームには、『虎の門』で行われていた「しりとり竜王戦」もあります。
名前は似ていますが、ゲームの仕組みは別です。
| 比較項目 | しりとり×連想×キレるゲーム | しりとり竜王戦 |
|---|---|---|
| 番組 | 『何か“オモシロいコト”ないの?』 | 『虎の門』 |
| 遊び方 | 3つの指示を切り替えて答える | テーマに沿ったしりとりをする |
| 難しいところ | 指示を聞いてすぐに反応する | 条件に合う面白い言葉を考える |
| 判定 | 指示違いやリズムのミスなど | 技あり・一本などで採点 |
しりとり竜王戦は、回答の面白さを競う大喜利に近いゲームです。
こちらは、リズムに乗りながら言葉と指示を素早く切り替えるのが中心。
しりとり竜王戦は、お題に合った面白い回答を考える、大喜利に近いゲームです。
一方、しりとり×連想×キレるゲームは、リズムに合わせて指示を切り替えるのが中心。同じしりとりでも、遊んでみるとかなり違います。
しりとり竜王戦の詳しいルールやお題15選は、別記事で紹介しています。家族や友達と、少しじっくり考える言葉遊びをしたいときにどうぞ。
道具なしで遊べる別のゲームも探しているなら
言葉遊びやリズムゲームが好きなら、ラヴィットで紹介されたゲーム10選もどうぞ。
「リズム4ゲーム」など、家族や友達と集まったときに遊べるゲームを紹介しています。
まとめ|3つの指示を覚えて遊んでみよう
しりとり×連想×キレるゲームは、前の人が出した指示によって答え方を変えるリズムゲームです。
「しりとり」は最後の文字から、「連想」は前の言葉から思い浮かぶものを答えます。「キレる」は同じ言葉を怒った調子で繰り返すだけ。
家で遊ぶなら、最初はゆっくりしたテンポで3つの指示を練習してみてください。
「しりとりのつもりで考えていたのに、連想だった!」というような間違いも起こるので、慣れてきたら少しずつテンポを上げると楽しめます。
参考資料


