「ウエストはちょうどいいのに、裾だけ長い」
「丈に合わせてサイズを下げたら、今度は腰まわりがきつい」
低身長さんが通販でワイドパンツを探していると、こんなことがよくあります。
とくに150cm・155cmくらいだと、「股下は何cmなら大丈夫?」と数字だけで選びたくなりますが、身長だけで決めるのは少し危険です。
同じ150cmでも、脚の長さや股上、パンツを履く位置で裾の落ち方は変わります。
そこでおすすめなのが、今持っているパンツの中から、丈がちょうどいい1本を測って比べる方法です。
この記事では、
- 150cm・155cmのワイドパンツ選びで見たいサイズ
- 股下だけで決めないほうがいい理由
- 秋冬の靴に合わせた丈の考え方
- 楽天で探せる小柄向けワイドパンツ
をまとめています。
「低身長向けを選んでいるのに、なぜか丈が合わない」という方は、サイズ表を見る場所を少し変えてみてください。
150cm・155cmでも、合う股下は人によって違う
「150cmなら股下60cmくらい?」
「155cmなら65cm?」
と考えたくなりますが、実際はそこまで単純ではありません。
商品ページに書かれている股下は、股の縫い合わせ部分から裾までの長さです。
体そのものの脚の長さを測った数字とは違うので、「自分の股下=パンツの股下」と考えないようにしたいところです。
参考:ニッセンの股下採寸ガイド
さらに、同じ股下63cmのパンツでも、
- ハイウエストで履く
- 腰に近い位置で履く
- 股上が深い
- フラットシューズを合わせる
- ヒールや厚底を合わせる
といった違いで、見た目の丈は変わります。
なので、最初から「私は150cmだから股下○cm」と決めてしまうより、今きれいに履けているパンツの寸法を知っておくほうが失敗しにくいです。
できれば細身のパンツではなく、これから買うものに近いワイドパンツを1本用意してみてください。
「丈短め」と「小柄向け」は同じではない
通販で探していると、
- 丈短め
- SHORT
- PS・PM
- SC
- 低身長向け
- 小柄サイズ
など、いろいろな表記が出てきます。
ここで気をつけたいのが、丈が短い商品と、小柄な人向けに全体を調整した商品は別物ということです。
たとえば通常丈と短め丈がある商品なら、ウエストやヒップはほぼ同じで、股下だけ違うことがあります。
一方、小柄向けシリーズでは、股下だけでなく股上なども調整されている商品があります。
ROPE’ PICNICの小柄向けワイドパンツも、股下と股上を調整した商品として案内されています。
ざっくり分けるなら、こんな感じです。
| 今履いているパンツの悩み | 探しやすいタイプ |
|---|---|
| 腰まわりは合うけれど裾だけ長い | 丈短め・股下を選べるタイプ |
| 股上も深く感じる・腰まわりも余る | 小柄向けに作られたタイプ |
| サイズは合うけれど短い丈がない | 裾上げしやすい商品 |
PS・PM・SCと書いてあるだけで決めず、最後は実寸まで見ておくと安心です。
通販でワイドパンツを買うなら、この4か所を見ておきたい
サイズ表には数字がたくさん並んでいますが、全部を細かく比べる必要はありません。
低身長さんなら、まずは次の4つを見ておくとかなり分かりやすくなります。
1.股下は「今ちょうどいいパンツ」と比べる
いちばん簡単なのは、手持ちのパンツを測る方法です。
パンツを床やテーブルの上に平らに置いて、股の縫い目が交わるところから、内側の縫い目に沿って裾まで測ります。
参考:ニッセンの採寸手順
たとえば、今よく履いているワイドパンツが股下63cmだったとします。
新しく見つけた商品が、
- 股下61cm
- 股下65cm
の2種類なら、数字だけ見ても「今より約2cm短い」「今より約2cm長い」とイメージできます。
これだけでも、「150cmだから何cm?」と一から考えるより、かなり選びやすくなります。
ただ、スキニーパンツとワイドパンツでは好みの裾位置が違うこともあります。
できれば同じような太さのパンツ同士で比べてください。
2.股上が変わると、同じ股下でも見え方が変わる
意外と見落としやすいのが股上です。
股下が同じでも、股上が深いパンツと浅いパンツでは、履く位置が変わります。
とくに最近はハイウエストのワイドパンツも多いので、股下だけ見て「今持っているものと同じだから大丈夫」と決めると、思っていた丈にならないことがあります。
商品ページでは、
- 股上の数字
- モデル写真のウエスト位置
- 前だけトップスをインした写真
あたりを見ておくと分かりやすいです。
トップスですっぽり隠れている写真だけだと、どの高さで履いているのか分かりにくいので、商品単体の画像も見ておきたいですね。
3.丈を短くしたいからといって、サイズを下げない
裾が長いと、
「SじゃなくてXSなら短くなるかも」
と思うことがあります。
ただ、丈だけを理由にサイズを下げると、ウエストやヒップまで小さくなることがあります。
立っていると平気でも、
- 椅子に座ると苦しい
- お腹まわりが気になる
- ヒップに横じわが入る
- 脱ぎ着しづらい
となってしまったら、結局履かなくなってしまいます。
サイズ表を見るときは、「ヌード寸法」なのか「商品の仕上がり寸法」なのかも見てください。
同じSサイズでもブランドによってかなり違います。
秋冬にタイツや薄手のインナーを重ねる予定なら、その分も少し考えておくと安心です。
4.ワイド感を知りたいなら裾幅も見る
「丈はちょうどいいけれど、思ったより太かった」
という失敗を減らしたいなら、裾幅も見てみてください。
ただし、ここは少し注意が必要です。
商品によって、
- 裾幅
- 裾周り
と表記が違います。
平置きで片側を測った数字と、一周分の長さでは意味が違うので、そのまま比べないようにしてください。
今持っているワイドパンツの広がり方が気に入っているなら、裾幅も一緒に測っておくとかなり参考になります。
秋冬は「いつも履く靴」で丈を決める
秋冬用のワイドパンツは、パンツ単体で丈を見るより、普段履く靴まで合わせたほうが分かりやすいです。
とくにフラットシューズとショートブーツでは、ちょうどよく見える丈が変わります。
フラットシューズなら、後ろの裾もチェック
ローファーやスニーカー、バレエシューズなどを合わせるなら、まずは裾が床につかないか見てみます。
鏡の前で立ったときだけではなく、少し歩いてみるのも大切です。
立っているとちょうどよかったのに、歩くとかかとで裾を踏んでしまうことがあります。
ヒールもフラットシューズも両方合わせたい場合は、個人的には低い靴を基準にするほうが普段使いしやすいです。
ヒールに合わせて長め丈を選ぶなら、「このパンツはこの靴と合わせる」とある程度決めておくと使いやすくなります。
ショートブーツは裾が履き口に乗らないか見る
秋冬にショートブーツを履くなら、裾とブーツの履き口の位置も見ておきたいところです。
鏡の前で立っていると問題なくても、
- 歩く
- 座る
- 立ち上がる
といった動きをすると、裾がブーツに引っかかることがあります。
足首まわりを少し見せたいなら短め。
ブーツの上にすとんと落としたいなら少し長め。
このあたりは正解があるわけではないので、手持ちの靴を履いて「この見え方が好き」と思える丈を探すのがいちばんです。
低身長向けワイドパンツ3商品を比較
ここからは、楽天で掲載を確認できたものを中心に、
- 丈を選べるタイプ
- 小柄向けに作られたタイプ
- 秋冬に使いやすい生地
から3商品を見ていきます。
サイズや在庫、価格は変わるため、購入前には販売ページで最新情報を見てください。
股下・股上・ウエストを比べてみる
一部サイズを抜き出すと、次のようになります。
※同じサイズ感の商品を並べた表ではありません。単位はcmです。
| 商品・比較サイズ | 股下 | 股上 | ウエスト | ヒップ | 裾幅 |
|---|---|---|---|---|---|
| Petitjo きれい見えセミワイドパンツ・PS | 短め61/長め65 | 前25 | 61〈最大伸び寸85〉 | 92 | 22 |
| ROPE’ PICNIC ウールライクサージワイドパンツ・36 | 61.5 | 29 | 66.5〜74 | 94.5 | 24 |
| Re 微起毛ツイルダブルタックワイドパンツ・SC | 65.5 | 前33 | 60〜76 | 101 | 23.5 |
出典:Petitjo販売ページ、ROPE’ PICNIC公式サイズ表、Re公式サイズ表
同じ「低身長向け」でも、股下だけを見ると61cm台から65cm台まで差があります。
このあたりを見ると、やはり「150cmだからこれ」と決めるより、手持ちのパンツとの比較が大事なのが分かります。
丈を選びやすい|Petitjo きれい見えセミワイドパンツ
「ウエストやヒップは今のサイズでいい。でも裾だけ何とかしたい」
という方は、丈違いを選べる商品が使いやすいです。
Petitjoのきれい見えセミワイドパンツは、掲載されている採寸表では、PSS〜PLのサイズに対して股下61cmと65cmがあります。
つまり、腰まわりに合うサイズを選んでから、短め・長めを比べられます。
丈を短くしたいからサイズそのものを下げる、という選び方をしなくていいのがポイントです。
販売ページには通常タイプのほか、接触冷感や裏あったかなどが掲載されることもあります。
秋冬用として見る場合は、「欲しい色」だけではなく、選択している素材タイプも一度見ておいてください。
※販売ページの仕様や採寸表は更新されることがあります。
股上まで気になるなら|ROPE’ PICNIC ウールライクサージワイドパンツ
「裾だけではなく、普通サイズだと股上まで深く感じる」
という方なら、小柄向けに全体のバランスを調整した商品も候補です。
ROPE’ PICNICのウールライクサージワイドパンツは、股下だけでなく股上も小柄向けに調整されています。
サイズ36は、
- 股下61.5cm
- 股上29cm
サイズ38は、
- 股下63cm
- 股上30cm
です。
内側にはウエスト調整用のアジャスターも付いています。
「ウールライク」という名前ですが、素材はポリエステル100%。
裏地なし、伸縮性なしの仕様なので、冬にタイツなどを合わせるなら、ウエストだけでなくヒップまわりにも少し余裕があるか見ておきたいですね。
楽天市場でROPE’ PICNICのサイズ・カラーを確認する
秋冬らしい生地なら|Re 微起毛ツイルダブルタックワイドパンツ
秋冬っぽい見た目も欲しいなら、Reの微起毛ツイルダブルタックワイドパンツも候補です。
ブランドではSCサイズを、150〜155cmくらいの方向けのコンパクトサイズとして案内しています。
SCサイズは、
- 股下65.5cm
- 前股上33cm
です。
150〜155cm向けと書かれていますが、股下65.5cmなので、人によっては「思ったより長い」と感じるかもしれません。
普段63cm前後を履いている方なら、手持ちパンツと比べてから選んだほうがよさそうです。
また、この商品は「微起毛」です。
生地の表面にほんのり起毛感があるタイプなので、内側までふわふわした裏起毛パンツとは違います。
「裏起毛だと思って買った」ということがないように、ここは分けて考えてください。
参考:Re公式商品情報
腰まわりが合うなら、裾上げで解決できることもある
「この形が好きなのに短め丈がない」
そんなときは、裾上げも選択肢です。
ウエストやヒップ、股上がきれいに合っているなら、丈のためだけに商品を諦めなくてもいい場合があります。
ただし、何でも同じように短くできるわけではありません。
とくに、
- 裾にスリットがある
- 裾に飾りがある
- 裾に向かって大きく広がる
- 特殊なステッチが入っている
といったパンツは、短くしたあとの見え方が変わることがあります。
お直しをお願いするときは、普段合わせる靴を履いた状態で長さを決めると伝えやすいです。
料金や仕上がり日数も、お店によって違います。
低身長さんのワイドパンツ選びでよくある疑問
身長150cmなら股下は何cmがいい?
身長150cmだけでは、ちょうどいい股下は決められません。
まずは、今きれいに履けているパンツの股下を測ってみてください。
たとえば今のワイドパンツが股下62cmでちょうどいいなら、60cm・62cm・65cmのどれが自分に近いか考えやすくなります。
股上が違うと裾の位置も変わるので、できれば股下と股上をセットで見てください。
155cmでも小柄向けサイズを選んでいい?
もちろんサイズが合えば選べます。
ブランドによっては150〜155cm前後を小柄サイズの目安にしていることもあります。
ただし、対象身長はあくまで目安です。
「155cm向けだから大丈夫」と決めず、ウエスト・ヒップ・股上・股下まで見ておくほうが失敗は減らせます。
ウエストは合うのに丈だけ長いときは?
まず、同じ商品に短め丈がないか探してみてください。
なければ裾上げも候補です。
丈を短くしたいからといって、XSなど小さいサイズに変えてしまうと、今度は腰まわりが合わなくなることがあります。
裾上げすると形は変わる?
パンツのデザインや、どれくらい短くするかによっては変わります。
裾に向かって広がるワイドパンツは、短くすると元より裾幅が狭くなることもあります。
デザインが入っているものも含め、心配ならお直し店で仕上がりを相談してから決めるのがおすすめです。
低身長でも太めのワイドパンツは履ける?
低身長だからといって、細めのワイドパンツだけを選ぶ必要はありません。
太めのシルエットが好きなら、丈と腰まわりが合うものから探して大丈夫です。
少し重たく見えるときは、
- トップスを短めにする
- 前だけインする
- 靴をすっきりした形にする
などでも印象は変わります。
「低身長だからこれは避ける」と決めるより、自分が好きなバランスを探してみてください。
迷ったら、手持ちのワイドパンツを1本測ってみる
低身長向けワイドパンツを通販で探していると、「150cm向け」「155cm向け」「SC」「PS」などいろいろな表記が出てきます。
でも、いちばん頼りになるのは、自分が今ちょうどよく履けているパンツです。
まずは、
- 股下
- 股上
- ウエスト
- ヒップ
- 裾幅
を一度測ってみてください。
とくに丈だけが気になるなら、股下を選べる商品から探すとスムーズです。
「普通サイズだと股上まで余る」という方は、小柄向けに全体を調整したシリーズも見てみると選択肢が広がります。
そして秋冬用なら、最後はスニーカーやローファー、ショートブーツなど、実際に合わせる靴も忘れずに。
サイズ表の数字だけを見るより、手持ちのパンツ+いつもの靴を基準にしたほうが、自分に合う1本を見つけやすくなります。


