成人式に参加する女性の8割~9割が着物を着られるそうです。
成人式当日が晴れならば良いですが、雨や雪が降る場合もあります。
東京では過去10年で積雪の日が一度ありましたが、ニュースでも話題になっていましたね。
慣れない着物に慣れない雪では会場にいくまでも大変です。
防寒対策や足元の対策についてまとめてみました。
成人式の雪でも暖かく着物を着るには
雪の日は気温もぐっと下がってきます。
成人式の会場内は暖かくしてくれると思いますが、外は寒いかもしれません。
着物の寒さ対策としてはどのようなものが良いでしょうか。
重ね着はだるまさんみたいになってしまうので、体に直接接触するものをしっかり選ぶことが大切です。
着物の首元は特に寒さを感じるところです。
首元にストールを巻くだけでかなり寒さを軽減できます。
着物に合わせられるストールもたくさんありますので、一つ用意しておくと良いでしょう。
白いもこもこ?はあまり暖かくありません。
レンタルについてくる場合もあると思いますが、無理に使う必要はないでしょう。
ヒートテックの肌着は着物の袖口から見えないように七分丈くらいのものにします。
また襟の開き具合で襟ぐりが見えてしまうので、大きく開いたものにする必要があります。
予め肌着も着付けで確認しておく方が良いですね。
雨、雪の際に傘をさすと袖口から冷えやすくなります。
手袋はロングタイプにしておけば、肘下から指先まで外気から守ってくれます。
手先もしっかり防寒してくださいね。
ふくらはぎ半分から膝上くらいのレギンスであれば問題なく着ることができます。
くるぶしまでくるようなレギンスを履くと階段などで足元から見えてしまうことがあります。
長いものを履きたい場合はストッキングにしておけば、見えてもそれほど目立ちません。
サポート力の弱いものであれば足袋を履くこともできますが、足袋用ストッキングも販売されています。
ネル底の足袋だと裏生地が起毛されていて普通の足袋より暖かくできます。
成人式に雪が降ったら草履で大丈夫?
雪が積もっていたり、雨が降っていると草履だと足袋も汚れますし、滑りやすく危険です。
会場まではなるべくタクシーなどを使って行くようにしましょう。
積雪のある地域の成人式では長靴があたりまえのように使われています。
東京など普段、積雪の無い地域の場合は会場まではショートブーツで行くのが良いでしょう。
ロングブーツは履きかえる際に少し面倒です。
積もった雪の中を歩く際は着物の裾を少し引き上て、腰の辺りで腰紐で結ぶと着物の汚れを防げます。
着物用クリップなどの用意があると安心です。
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会場についたらブーツから草履に履き替えます。
ブーツを入れる袋を用意して持って行きましょう。
また、出かける際にはくれぐれも草履を忘れないように。
成人式の雪だと革靴は大変
女性でもスーツで参加の方もいらっしゃると思います。
男性の場合はスーツで成人式に参加される方がほとんどでしょう。
パンプスなどで滑りやすいものの場合はスノーブーツか長靴などで会場までいき、着いてから履き替えても良いですね。
また、男性の革靴の場合は底がまっ平らなものは雪道では滑りやすくて危険です。
ソールに溝のあるものを選ぶようにしましょう。ツルツルの靴底だと雪道を歩くのは大変です。
革靴用アイゼンなんかもありますが、さすがに面倒ですね。
まとめ
雪の成人式が滅多に無い地域では特に雪が降ってしまったときにどうするかが困ってしまうと思います。
天気予報など見ながら少し考えておくと良いと思います。
怪我の無いように、成人式を楽しんでくださいね。
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