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はじめてのお中元どうしたらいいの?お中元の由来と贈る時期、贈る相手

お中元 お中元
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11月21日 20:00~27日 1:59 開催!

結婚などで人との付き合いが増えてくるとお中元やお歳暮といったお付き合いも考えることが増えますね。

他にも会社の上司、習い事の先生などへも贈った方がいいのかななんてことも考えたりして大人は大変です。

お中元はいつどのような人へ贈るものなのでしょうか。

お中元の由来から、時期や贈り先などまず知っておきたいことをご紹介します。

お中元の由来と意味

まずはせっかくですからお中元の由来をみてみましょう。

文字のお中元をみても、熨斗のついた贈り物くらいしか思いつかないですが、その意味はピンときませんね。

中元というのは中国の道教の行事からきています。

中元の他にも上元、下元があり、これらをあわせて三元と呼ばれます。

上元は1月15日、中元は7月15日、下元は10月15日です。

三元の日にはそれぞれお祝い事が行われていましたが、これが日本にも伝わりました。

ちなみに中元では贖罪(しょくざい)の神様を祀り、罪を償う日として行事が行われていたようです。

一方、日本では中元の7月15日頃にはお盆で祖先を供養する行事が行われていました。

お盆の先祖供養と、中元の行事が混ざり、また時代とともにこの時期に親戚、知人を訪ねその無事を確認するような風習が生まれてきました。

その際に手土産を持って行ったり、交際範囲の広い人は訪問する代わりに贈り物を届けるといったことが行われるようになりました。

やがてこの時に贈るものが「お中元」と呼ばれるようになりました。

上元、下元についてはもともとの風習がほんのり残っているようですが、中元ほど広まった風習にはなっていません。

 

お中元の言葉の由来はこのようなものですが、その意味は随分と変わってきたことがわかります。

現在のお中元はお世話になっている方、お世話になった方へのお礼といった意味が強いと思います。

あるいは滅多に合わない方の様子を伺うという面もありますね。

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お中元を贈る時期やマナーについて

中元は7月15日というのは先に紹介したとおりです。

とはいえ、お中元を7月15日ぴったりに届ける必要はありません。

届ける時期は一般的には7月上旬(6月下旬)から7月15日です。

関西では旧盆の習慣もあり、お中元もこれに合わせて7月上旬~8月15日までの月遅れで行うところもあります。

現在では7月上旬~7月中旬に贈ることが一般的になっているようです。

その為には6月下旬には発送の準備を済ませておきたいですね。

 

もし、送る時期を過ぎてしまったらどうすればよいでしょうか。

その場合は暑中見舞い残暑見舞いとして届けることもできます。

暑中見舞いは7月16日から立秋(8/7頃)まで。但し先に説明したように関西は8月15日まではお中元で良いです。

残暑見舞いは立秋過ぎから9月上旬まで。関西では8月16日から9月上旬までとなります。

 

お中元を贈る際は熨斗(のし)をつけます。ただし、魚介類の贈答品の場合は付けません。(最近は気にしないで付けることも)

水引きは紅白(5本か7本)の花結び(蝶結び)のものを使用します。

表書きの中央上段には「御中元」または「お中元」と書き、下段には自分のフルネームをやや小さめに書きます。この時、表書きは毛筆か筆ペンで書くのが礼儀です。

デパートなどで発送まで依頼する場合は熨斗から表書きまでお任せできるので便利ですね。

但し、発送する場合は送り先が引越しして住所が変わっていないか、長期不在になる予定はないかなどは確認しておきましょう。

またフルーツや生ものなど保存のきかないものを送るときには、受け取りを確実にしてもらえるように、お中元の到着前に送り状を送っておくと良いです。

はがきで到着日と何を送ったかを知らせておきます。親しい関係であればメールや電話でもよいです。

 

お中元もお歳暮も基本的には一度贈ったら継続的に贈ることになります。

また、お中元を贈る場合はお歳暮も贈るというのがマナーです。

そこそこお金もかかりますから、どちらか一方にしたいという場合はお歳暮だけを贈るようにします。

その年に限りお世話になったという場合であれば「お中元」ではなく、「御礼」として贈れば継続的に贈る必要はありません。

お中元を贈る相手はどう決める?

お中元を贈る意味は感謝の気持ちを伝える、今後も良いお付き合いをしたいというところがメインになります。

そう考えるといろんな人へ贈りたくもなりますが、基本的に毎年贈ることになりますし、止め時もちょっと難しいです。

お中元の贈り先が増えればその分お金もかかってきますので、慎重に決めておきたいですね。

主にお中元を贈る相手としては、

・両親
・親族
・仲人
・上司
・恩師
・友人

といったところになるかと思います。

親族については両親に聞いたりして誰に送るかを決めればよいでしょう。家庭によりまったく贈らないところもありますし、それぞれの家庭のルールでOKです。

もし結婚で仲人をお願いした場合は、結婚後3年間は贈るというのが一般的です。

会社の関係については会社の規則で禁止されている場合もありますし、規則がなくても贈らない社風の場合もあります。気になったら先輩に聞いてみるとよいでしょう。

 

また、お中元やお歳暮を贈ってはいけない場合もあります。

政治家への贈答は公職選挙法に抵触する恐れがあります。

 

他にも公立学校の先生や公務員などでも利害関係のある場合は公務員規定に抵触する可能性があります。

このような場合は受け取りを拒否されることもありますので、相手の仕事も理解して贈るかどうかを決めましょう。

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まとめ

「はじめてのお中元どうしたらいいの?お中元の由来と贈る時期、贈る相手」ということでお中元の基本的な部分をご紹介しました。

始めると止めにくいので最初は無理のないように贈り先を決めていくと良いのではないでしょうか。

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