宮城県石巻市の夏の風物詩、石巻川開き祭りのトリを飾るメインイベントが花火大会です。
8月1日の打ち上げではジャンボスターマインなども是非、見ていただきたいです。
花火観覧のおすすめの穴場スポットや花火以外のイベントなどについてご紹介していきます。
石巻川開き祭り花火の開始時間
石巻川開き祭り花火大会は、2日間に渡って行われる川開き祭りのトリを飾るメインイベントになります。
毎年8月1日に行われるこちらの花火大会ですが、場所は、北上川にかかる、内海橋中間地点より続く中瀬で行われます。
こちらには、石巻の有名な観光場所のひとつである、石ノ森漫画館があります。
当日は18:00~21:00の時間帯が通行禁止となると思われますが、日中の通行は可能ですので、お時間があれば漫画館の方へも足を運んでみてください。
花火大会は、19時半に開始予定となっています。21時の終了時刻まで、約6000発の花火が打ち上がります。
水中スターマインや、ジャンボスターマインなどの花火の他、今年は令和元年ということで、改元を記念して、令和記念スターマインの花火の企画もあるそうですので、そちらもお楽しみに!
毎年、最後に上がる大きな花火の迫力は圧巻ですよ。ちなみに、小雨程度であれば決行されますが、荒天時は翌日に延期となります。
また、川沿いのため、風が強いこともありますので、寒さ対策に上着を1枚持っていくといいかもしれません。
花火の見える場所
まず、有料席の話になりますが、石巻川開き祭りの花火がよく見える場所は、中瀬向かいの有料観覧席で、500席あります。
6月から販売が始まっているので、気になる方は石巻川開き祭りホームページや、石巻川開き祭り実行委員会へ確認してみてください。
もちろん無料でもよく見えるおすすめ場所がありますので、紹介していきます。
まずは、中瀬を上から見下ろすことができる、日和山公園です。
桜の名所でもあるこちらは、祭りの中心部からは少し離れてしまいますが、水中スターマインなどもしっかり観たい方にはおすすめです。
祭りの中心部である、アイトピア通りなどからも観ることはできますが、建物などがあるため、高さのある打ち上げ花火以外はやや観づらくなります。
小さいお子様をお連れの場合は、混雑した中心部では人混みの中でなかなかゆっくりできませんよね。
そこでおすすめしたいのは、臨時駐車場山大ホーム向かいの石巻雲雀野海岸防潮堤です。日和大橋のかかる、海のそばになります。
花火会場からは離れますが、うしろの海からは涼しい風、波の音が聞こえ、好きなところに場所をとって、ゆっくりと観ることができます。
昨年、私も初めてそちらで観ましたが、駐車場は余裕がありましたし、子連れの方が多く、シートや椅子を持参して、観ている方もいました。
終了後は道路の混雑もなく、スムーズに帰宅できました。万が一途中で帰ることになっても渋滞なく帰れるのも安心です。
せっかくの花火大会です、ゆっくりできそうな場所を選んで楽しんでくださいね。
石巻川開き祭りの孫兵衛船
石巻川開き祭りでは、花火大会以外にも、陸上、水上で様々なイベントが行われます。
その中でも、水上で行われる孫兵衛船競漕は、祭りの由来となっている、北上川を整備し、石巻の発展に貢献した川村孫兵衛重吉扇にちなんだものです。
毎年会社などてチームを組み、熱い戦いをみせてくれるボート競漕で、メインイベントのひとつです。
一般孫兵衛船、女性限定のミニ孫兵衛船があり、この二日間のために、練習も行われます。
息を合わせて漕ぐだけでなく、舵取り、応援も乗船し、チームを盛り上げます。
31日の9:00から予選が始まり、決勝は1日9:00からとなります。祭りの中心部から少し離れた、石巻大橋付近の旧北上川で行われます。
ご家族や、会社の社員、子供たちも応援に駆けつけますので今年もにぎやかに行われることでしょう。
ブルーインパルスの特別展示飛行
石巻川開き祭りでは、航空自衛隊松島基地が拠点となっている、ブルーインパルスの特別展示飛行が行われます。
こちらも、毎年多くのファンが楽しみにしているイベントです。1日の13:15から石巻の中心部上空を飛行していきます。
航空祭などで行うアクロバット飛行を披露してくれ、星やハートマークなどを描いてくれることもあります。
有名な、ハートを矢が射抜く飛行が観られれば幸運がやってくるかもしれませんよ?
ブルーインパルスをしっかり観たい方は、先ほどもご紹介した日和大橋がおすすめです。
遮るものがないので、晴天であれば最高です。飛行を観るだけでなく、ブルーインパルスの迫力ある音にも注目していただきたいです。
写真撮影したい方も、日和大橋がおすすめです。
ブルーインパルスは、川開き祭りではない日も練習を兼ねて飛行訓練をしています。お祭り以外で石巻にお越しになった際、お天気のよい日には、もしかしたら観れることもあるかもしれません。
石巻川開き祭りの屋台
石巻川開き祭りでは、屋台も楽しんでもらえます。
お祭り定番のわたあめや焼き鳥、かき氷などの屋台の他、ホタテやイカの焼き物など、海のまち、石巻らしい屋台もあります。
内海橋周辺にある、いしのまき元気いちばでは、魚介類の焼き物の他、店内でも石巻の新鮮な魚介類や乾物、名産品がたくさん売られていますので、そちらにもぜひ立ち寄ってください。
立町大通り周辺のおしゃれなお店、ASATTEでも石巻の名産品の屋台の他、店内で、おみやげなども売っています。
どちらの店も混雑が予想されますので、お祭りのあとにまた遊びに来るのもいいかもしれません。
最後にもう一軒おすすめしたいのが、石巻市立病院向かいの石巻の老舗、かのまたやさんの石巻焼きそばです。
普段は製麺店、食堂として開いているお店ですが、川開き祭りの日は店の前で屋台を出しています。
出汁の聞いた石巻焼きそば、ぜひ食べていただきたいです。お子様でもおいしく食べれるしつこくない味ですよ。
石巻焼きそばのお店は何軒かありますが、個人的にはこちらが一番おすすめです。
こちらのお店は通行止め箇所から外れるので交通量が多くなります。購入時はお気をつけてくださいね。
まとめ
以上、石巻川開き祭りの花火やイベントを楽しむポイントをご紹介しました。
他にも1日に行われる市内の小学生による鼓笛隊パレードや、夕方に行われる大漁踊りは、毎年の恒例イベントとなっています。
お時間があれば、ぜひご覧になってくださいね。