初めての子どもですと、妊娠中にいろいろ赤ちゃんに必要なものを揃える人はたくさんいらっしゃるかと思います。
とくに、新生児の時期から1歳くらいまでは、使う時期も短いからといって大人用のもので間に合わせようとすると、使いづらいもの危ないものもたくさんありますよね。
では、掛け布団についてはどうでしょうか。
今回は、赤ちゃんに大人用の掛け布団が使えるのかをお話していきますね。
赤ちゃんの掛け布団での窒息などに注意
産院では、赤ちゃんは新生児ルームにまとまって寝ているか、お母さんとお部屋が一緒でも新生児は別に寝かせるところがほとんどです。
自宅に戻ってから赤ちゃんを寝かせるところに悩むお母さんもいらっしゃるでしょう。
基本的に、ベビーベットなら赤ちゃん用の敷き布団と掛け布団が必要になってきます。
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大人用の布団でも間違ってはいませんが、大人用の布団は大きく、羽毛布団とは言え重たいので、赤ちゃんが動いて掛け布団が顔にかかってしまったりすると窒息の危険さえあります。
新生児から3ヶ月くらいまでは、夜泣きや2~3時間ごとのおっぱい、ミルクも多いでしょうから、お母さんもちょこちょこ起きるかとは思います。
「夜中に1時間ごとに起きているから大丈夫」と思っているお母さん、窒息で死に至るまでの時間は非常に短くわずか5分前後であると言われています。
赤ちゃんですともっと短い時間で窒息してしまうかもしれません。
和室に寝ている人も同様です。和室ですと、お母さんが添い寝をすることができます。
寒い時期は、添い寝をしてそのまま寝てしまうと寒いので、赤ちゃんと同じ布団で寝かしつけをしたいところですが、やはり赤ちゃんは赤ちゃん用の掛け布団で寝かせた方が安心です。
同じ掛け布団だと、うっかり寝てしまったとき布団を引っ張ってしまったりして、赤ちゃんの顔に布団が乗っかってしまう場合もあります。
少し寝相が悪いお母さんだと、自分の腕や足を赤ちゃんの上に落としてしまったりする危険もありますね。
このような危険を防ぐためにも、赤ちゃん用の掛け布団か薄い毛布を使うようにしてください。
赤ちゃんにはスリーパーが安心・安全なことも
スリーパーってご存知ですか。お母さんなら赤ちゃんのものを用意していくうえで、お店で見かけたり雑誌で見たりして、ご存知の人もたくさんいらっしゃるでしょう。
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赤ちゃんは、けっこう暑がりなので大人より一枚少ないくらいがちょうどいいと言います。
スリーパーは、赤ちゃん本舗や赤ちゃん用品を売っているお店には置いてあります。赤ちゃんの寝具のところに一緒に置いてあるときもありますね。
スリーパーは、赤ちゃんの体温調節に適したグッズといえるでしょう。赤ちゃんの上半身と太ももくらいまで覆うので、寝冷え防止にもなります。
ボタンやスナップで留めるものが多いので、寝かせていても着脱が可能です。
上身頃と下身頃をボタンで留めるので、横も(脇も)ちょっとしたスキマがあって空気の通り道になります。
スリーパーは顔にかかったりしない分、安心安全だと思いますしマストアイテムと言っていいくらい重宝します。
大人用の掛け布団をかけてしまうと赤ちゃんには重たいし、暑いと感じるでしょう。
赤ちゃんは「暑い」と言えませんから、暑くて不快だと寝られないと、ぐずったり泣いたりして知らせようとするでしょう。
まとめ
赤ちゃんは、暑がりなので大人より一枚少なめを目安にしましょう。
掛け布団も大人用のではなく、赤ちゃん用の掛け布団か、うすい毛布などが良いですね。
また、スリーパーを使ってあげれば体温調節もしやすいです。
厚着をさせてしまって、汗をかくとかえって寝冷えの原因にもなり、風邪を引かせてしまいますので気をつけてあげてくださいね。