台風が近づいてくると、食料や飲料水の用意、自宅のまわりの確認などはされると思いますが、強い勢力の台風の場合に心配なのは停電です。
予期なき停電もありますが、台風のときは、あらかじめ「おきるかもしれない災害(停電)」と想定して準備しておく必要があります。
夏の時期の停電は暑さ対策も考えておきましょう。台風による停電は、蒸し暑さも一緒にやってきますので、しっかりと準備をしていきましょう。
小さいお子様がいる場合は、熱中症など体調のケアも必要になります。
電時の熱中症対策に準備すること
夏場の停電は暑くなることが一番大変です。クーラーや扇風機が使えなくなってしまうので、熱中症の心配もおきてきます。
冷蔵庫も使えなくなるので、ちょっと長い停電でも困ってしまいます。
停電になると、
・冷蔵庫が使えない
・クーラーや扇風機が使えない
・テレビも見られない(情報がわからない)
・スマートフォンなどの充電ができない
などの支障が出てきます。
中でも一番にクーラーが使えないのがキツいと思います。
暑さ対策として、
まずは「冷凍庫に大量の保冷剤を用意しておく」のが良いです。いろいろな大きさの保冷剤を凍らせておくと便利です。
停電になったら保冷剤を冷蔵庫に入れることで、冷蔵庫内の温度をキープすることもできます。その際は、なるべく冷蔵庫の開け閉めをしないようにしましょう。
猛暑で熱中症になりそうなときはタオルに保冷剤をくるんで首に巻くとよいです。
汗をかいているお子さんにも巻いてあげて体温を少しさげてあげましょう。お子様は首だと冷えすぎるので、すこし背中寄りに当ててみてください。夜など暗いときは見えにくいので十分注意してくださいね。
また、水分も少しずつとらせましょう。
停電中は、特に夜暗いのは、お子様は不安になっているに違いありません。絶対に離れないようにし、常に誰かがそばについてあげましょう。「大丈夫だよ、怖くないよ」という声掛けもしてあげて、不安にさせないようにしてください。
長時間の停電に備えて断水対策
なかなか復旧せず長時間の停電になると断水の心配もでてきます。台風が近づいてきたら、できれば2リットルのペットボトルの水などを多めに買っておきたいところです。
いくつかのペットボトルは凍らせておきましょう。溶けた後は飲み水にもなります。
ペットボトルの水が用意できなかった場合は、空のペットボトルに水道水を入れて凍らせておきましょう。
たいていの家庭には空いたペットボトルがあると思いますが、できればすぐ捨てずに何本かとっておきたいところです。容量は何リットルのペットボトルでもよいです。
大きさが変われば用途も変わりますので無駄はないでしょう。
他の断水対策、停電対策としては、
・お風呂に水を貯めておく
・トイレ用にバケツを用意
・早めにおにぎりなど作っておく
・懐中電灯の電池、ランタンの用意
・スマホ、タブレットの充電
・停電中、足場が危なくないように片付けをしておく
・ガソリンを満タンにしておく
などの対策をしておくと、さまざまな状況に対応できるでしょう。
まとめ
夏場の停電は長時間になればなるほど、体力も精神的にもキツくなります。前もって準備しておくことで、予期しない出来事にも対応できる可能性が高まります。
停電になるとスマートフォンなどは、充電をしていても残りの電池が気になってあまり使えないと思います。スマホも充電できる手動発電のラジオなど売っておりますので用意しておくとよいと思います。
私も手動のラジオをもっていますが便利ですよ。ハンドルをぐるぐる回すとラジオが聴けます。
情報不足は不安の原因になりますので、一つあると良いと思います。