今度、飛行機で出張先に行く予定。
台風接近中だけど、飛行機は揺れるのかな?
ていうか、欠航しないか心配だなぁ…
とお悩みのアナタに、台風のフライトへの影響について解説します!
台風の時は飛行機はその上を飛ぶというのは本当?
台風によって飛行機のフライトはどんな影響を受けるのでしょうか?風の影響や航路についてご紹介します。
実は、飛行機が台風の影響を受けやすいのは、離着陸のとき。
台風の強風の影響を受けないように、迂回した飛行ルートであれば、必ずしも揺れるとは限りません。
通常のフライトでも、乱気流で気体が大きく揺れることがありますが、やはり台風だと家族にメッセージを残して覚悟を決めるレベルに揺れることがあるようです。
飛行機が激しく揺れると怖いですが、飛行機が墜落する確率は0.0009%だと言われています。車に乗って事故に遭う確率の方が高い!飛行機の方が安全!
台風でもフライトを決行するということは、ちゃんと安全確認をしたということですので、安心してくださいね。
また、飛行機が台風の上を飛ぶこともありますが、台風の方が高い位置にあるので、避けて飛ぶことの方が多いです。
ちなみに、飛行機が飛ぶときの高度は、およそ7000~10000m。対して、台風は上空10000~15000mくらい。
まれに、安全を確認した上で、風の穏やかな台風の目を運行することもあります。
台風で飛行機が欠航する確率は?
悪天候での欠航の割合や欠航が決まるタイミングについてご紹介します。
台風が接近中だと、欠航にならないか心配ですよね。
台風シーズンの7~9月の飛行機の欠航率は、約1%。台風が来ていても、意外と欠航率は少ないのです。
実は、台風で飛行機が欠航になるのは、出発・到着予定の空港付近が暴風雨のとき。飛行ルート上に台風がいるときは、迂回するので、高確率でフライトは決行されます。
また、到着するまでに台風が過ぎ去る場合も、予定通り飛行機は飛ぶ可能性が高いです。
ちなみに、欠航になる確率は、国際線の方が低いです。国際線では、遅延になることがほとんどになります。
欠航が決まるタイミングは、当日もしくは前日の午後。
台風の進路予想が外れることもありますし、欠航かどうかは、ギリギリになってみないとわからないのです。せっかく空港まで行ったのに、欠航になって空港で夜を明かす…なんてことになったらツラいですよね。
飛行機に乗る方としては、早く決めてほしい(できれば家を出発する前に…)と思ってしまいますが、航空会社はできれば予定通りに飛行機を飛ばしたいので仕方がないですね。
台風が接近しているから、飛行機は飛ばない!と思ってキャンセルをしたのに、結局予定通り飛行機が飛んでる…となったら、キャンセル料が無駄になってしまいます。
どうしても外せない予定があるときは、自己判断せずに、とりあえず空港に向かうことをおすすめします。特に空席待ちは、空港でしかできませんよ。
また、予定通り飛行機が飛んだとしても、着陸する空港付近に台風が来ている場合、強風で着陸を見合わせるケースがあります。
場合によっては、1時間以上も上空を旋回することに…
もちろん風が弱まった隙に着陸を試みるのですが、強風が続いていれば、引き返したり、他の空港に向かったりすることも。
自分のスケジュールが大幅に狂うので、経験した人は「二度と経験したくない」と話しますね。
まとめ
今回は、台風のときの飛行機事情についてお話ししてきました。
台風が接近している場合、航空会社のホームページで情報を逐一確認しましょう。
直撃予想であっても、欠航にならないことの方が多いので、諦めずにとりあえず空港には向かってくださいね。