忘年会などの宴会、結婚式の二次会などビンゴゲームは定番のイベントですね。
参加するだけなら気楽ですが、もし自分がビンゴゲームの幹事になったら、準備するのは景品や道具だけではありません。
決められた時間内にゲームが終えられるように司会進行にかかわる、原稿・台本も用意しておくべきでしょう。
この記事では
・ビンゴゲームの原稿・台本
・ビンゴゲームの司会進行のコツ
などについてご紹介していきます。
ビンゴゲームの司会は原稿や台本を読んで練習しておこう!
ビンゴゲームに限らず司会や進行に慣れている人ならスイスイできるので原稿や台本は必要ないかもしれません。
ゲームの参加人数や景品の内容、数を把握しておけば、原稿や台本は幹事さんの頭の中ということになりますね。
こういう人が幹事だと臨機応変に対応できて進行もスムーズなのですが、実際は毎年順番で幹事が回ってきたりして、司会進行に慣れていない人が担当になるという場合もあります。
そのような場合は、ノートなどにあらかじめ準備した原稿や台本を書いて持って行ってもおかしくありません。
ゲームに参加している人は、みんなビンゴカードと出てくる数字(あと景品!)に注目していますから、原稿を持っているのを見ても気にはしないでしょう。
むしろ、行き当たりばったりでビンゴゲームをしてしまうと、進行が遅れて時間がかかってしまうことがあります。これでは最後も締まりませんし、全体的に間延びしてまとまりが悪くなってしまいます。
このようなことが無いように台本・原稿などを用意して、時間配分などを検討しておきましょう。
原稿や台本を用意したら、そのまま当日を向かえるのではなく、事前にある程度練習をしておきます。
声に出して読むことで直しも見つかるでしょうし、ゲームの進行を具体的にイメージすることができます。
またゲームのシミュレーションをしていくと、ビンゴゲームにどのくらい時間がかかるかが分かってきます。
どのくらい時間がかかるか把握できるのはゲームを進めていく上でとても大事なことです。
何回か原稿や台本を読んで覚えられれば、自分の言葉として話すことも出来るので自信が持てて当日の緊張も和らぐでしょう。
ビンゴゲーム司会の原稿・台本の例
ビンゴゲームの司会の原稿や台本はおおざっぱでも書いておくことをおすすめします。
書き出すことで頭の中が整理され、より具体的に進行をイメージすることができます。
【ビンゴゲームの司会:原稿・台本の例】
まずビンゴゲームの流れですが、おおむね以下のようになります。
1.ビンゴカードを配布
「だんだんと忘年会も盛り上がってきましたねー。ここで皆さんとビンゴゲームをしてさらに盛り上がっていきたいと思います。」
「今年はかなり豪華な景品を揃えました!目玉の景品として○○もあります!まずはビンゴカードを受け取ってください!」
2.ルールの説明
「皆さん、ビンゴカードはお手元に渡っていますか?ビンゴのルールはご存知かと思いますが、簡単に説明させて頂きます。」
「ビンゴマシンで数字が出たら、お手元のビンゴカードに数字がございましたら穴を開けて下さい。タテヨコ斜め、どの列でも大丈夫です。」
「数字があと一つでビンゴというところで「リーチ!」の声を掛けて下さい。数字が一列全部揃ったら「ビンゴ!」と大きな声でお願いします。」
「それでは早速始めましょう!」
3.ビンゴマシンで数字を出す
「では行きます~。最初の数字は○です。○、○(皆さんに聞こえるように繰り返します)。カードに数字がございましたら開けていってくださいね。」
…と進めて行きます。
ゲームの進行を見ながら「どんどん行きますよー」「景品はあと○個です!」
「リーチの方はいますか?」と場を盛り上げていきましょう。
4.当たった人に景品を渡す
「おめでとうございます!○等の景品は○○です!ではお名前とコメントをお願いします」と当選者のうれしい気持ちを盛り上げます。
5.終わり
「以上でビンゴゲームは終了となります。皆さんお疲れ様でした。」
忘年会などでのビンゴゲームをスムーズに進行するには
忘年会などでビンゴゲームをするには、宴会の合間でゲームをすることになります。
宴会がはじまってすぐでは、みなさんも飲んだり食べたりしたいでしょうから45分~1時間たって場が暖まってきたらゲームを始めましょう。
宴会開始の挨拶のときに「何分ごろからビンゴゲームを始めます!」と宣言しておきます。ビンゴゲームに向けて雰囲気がグッと盛り上げることでしょう。
そのときに「今回のビンゴゲームの目玉商品は○○です!」と言っておくとさらによいですね。
幹事さんはあまり飲み食いできないかもしれませんが、ビンゴゲームが始まる前に、ビンゴマシンやビンゴカードのチェックをしていくとスムーズに始めることができます。
だいたいの方は分かっていると思いますが、ビンゴゲームの最初に、簡単にルールを説明しておきましょう。
タテヨコ斜めが一列に揃ったらビンゴで、残り一マスでビンゴのところで「リーチ!」と手を上げてるようにお願いしましょう。
また、司会の他にお手伝いをしてくれる人が2,3人は必要になります。
そうすることで司会に集中することができます。
・ビンゴマシンを回す人
・数字を読み上げるまたはボードに数字を書く人
・景品を渡す人
司会進行はこれらの総括です。
数字を読み上げるとき、リーチになっている人の確認や、ビンゴが出始めたときの人の確認、ビンゴで景品を渡す際の順位と景品の中身の紹介などをみなさんに伝える役目になります。
ビンゴゲームがだらけない司会のコツ
ビンゴゲームがだらけない司会のコツは、「とにかくテンポよく進めること」です。
音楽を流すと場がグッと盛り上がり、みなさんがこっちに注目してくれるかと思います。
あまり音楽の音が大きすぎると後ろの人が数字を聞き取れないので、少し絞り目でかけてみましょう。
参加者のみなさんがわかるようなトークや流行っている言葉、プロジェクトのような内輪の話を会話に絡めて入れるとみなさん楽しめます。
景品が豪華だといやでも盛り上がってきますので、その雰囲気を壊さないように進めていきます。
ビンゴになった人の数字確認、景品の受け渡しなどをスムーズに行わないと場がしらけてきます。
先にも書きましたが、一度自宅か、開いている会議室などでビンゴゲームのシミュレーションをやっておきましょう。
試してみることで時間の進み具合や、スムーズに進行する手順がわかってきます。
景品の数は、基本的には参加人数の2割ほどの数を用意します。あまり多すぎるとゲームの時間も長くなってしまいます。
通常のビンゴであれば選ぶ数字は1~75までになります。
ビンゴマシンを回すのは意外と時間がかかるものですし、参加人数によってはビンゴがなかなか成立しないことがあります。
ビンゴゲームに参加人数20人で20分前後くらいかかるでしょう。
おおよそのゲーム時間はこちらのBingo Time Simulatorで計算することもできます。
ビンゴゲームの時間配分についてはこちらの記事にも記載していますので、参考にしてみてください。
>>ビンゴゲームの短縮時間。飽きさせない間延びしない時間配分や進め方
多くの参加者に景品を渡したいのであれば、最後に参加賞をみなさんに渡すのがスムーズです。
最後に
ビンゴゲームの司会者はビンゴマシンを回す人、話す人と景品を渡す人、3人はいたほうがよいでしょう。
ビンゴマシンの担当は出た数字に責任がありますので、わかるように並べておきます。
それに話す人(司会者)が数字を伝える方がスムーズに会場も見渡せることができるので、リーチの人を見落とさずに進めることができるでしょう。
また、ビンゴゲームは誰でも参加できお手軽にできる反面、だらだらと進めてしまいがちです。
音楽などをかけてゲームの開始を意識させて盛り上げましょう。
景品を渡すときは、ビンゴで当たった人に一言貰うなどをしてみなさんとうれしいを共有できるといいですね。
楽しいビンゴゲームにしてくださいね。