もうすぐお正月がきますね。
あなたの自宅では玄関やドアの正月飾りは何をどのように飾りますか。
正月飾りと言えば、しめ縄輪飾りや門松が思い浮かびます。
この時期は、スーパーなどでも売られ始めているので、すでに購入した人もいるでしょう。
お正月に向けて色々準備をはじめていきましょう。
この記事では、玄関やドアの正月飾りの飾り方について解説していきます。
お正月のドア飾りのおすすめと飾り方
お正月のドア飾りというと、どんなものを思い浮かびますか。
「クリスマスのようなリースのような感じにすればいいの?」という人がいますが、ちょっと違いますね。
結論からいうと、お正月飾りはドア自体には飾りません。
正確には、「玄関周り」にお正月の飾りをします。
お正月飾りは縁起物です。
お正月なると年神様が山から下りてきて、幸運(運気)をもたらしてくれるのです。
ですから、年神様のために風水的にも良い運気が入ってくるように飾りましょう。
ドアの中央にリースのようにお正月飾りを飾ることは、風水的にも良くありません。
せっかく入ってきた幸運の運気を跳ね返してしまうと言われています。
運気を跳ね返すということは、良い運気をもたらせてくれる年神様を跳ね返してしまうことになります。
それでは、せっかく来てくれた年神様に申し訳ないですよね。
しめ縄輪飾り、しめ縄玉飾りの、玄関周りでのおすすめの場所は、ドアの横の壁のスペースが良いでしょう。
しめ縄は年神様をお迎えするので、そこを神聖な場所に変える必要があります。
しめ縄を飾ることで不浄なものが入らないようにする結界の役目になります。
ドアの横に飾れば、年神様も安心して入って来られるでしょう。
また、お正月飾りを飾って安心ではなく、一緒に玄関周りの掃除も忘れずにしましょう。
ピカピカになってきれいになった玄関周りなら、年神様もこの自宅は入ってもよいのだと判断し、入ってこられます。
正月飾りを飾る日ですが、年末なら12月28日か30日の午前中に飾りましょう。
12月29日は「苦」を連想し「二十苦」と縁起が悪いので避けます。
また、12月31日も「一夜飾り」と言われ、一日で用意したものとされ年神様に失礼に当たります。
余裕を持ってお正月飾りの準備をしたいですね。
正月飾りに玄関におすすめの置物
正月飾りは玄関周りだけでなく、玄関の中にも置くとお正月らしくなり華やかでいいですね。
自宅の門に門松を置いたり(門松を飾るスペースがない門は松だけでも良い)、縁起物の置物をおくと、入って来られたお客様の目も引くでしょう。
おすすめの置物としては次のようなものがあります。
・その年の干支の置物
|
・門松(玄関の中におくもの)
|
・鏡餅
|
・熊手
・お正月にふさわしい生け花
|
・羽子板
|
置物の下に紅白の布(フェルト)などを敷くとお正月感がアップしていいですね。
やはりその年の干支は幸運です。干支の置物はゴールド・シルバーで作られていると豪華さが増しますね。
まとめ
一年で一番神様が身近に感じられるお正月は、バタバタする年末年始の慌ただしい中にキリッとした空気をもたらします。
お正月には年神様をお迎えするということがわかりましたので、お正月飾りを準備する意味が一段と深まってきますね。
子どもの頃は、お正月早く来ないかなと思っていました。
しかし、大人になってからのお正月の準備は忙しいだけでしたが、年神様の存在が理解してからがなんとなくお正月の準備が苦ではなくなってきて楽しくなってきました。
今年はどんなお正月飾りにするか考えても楽しいですね。
そして年が明けたら初詣に行きましょう。
年神様に今年無事に過ごせたことに感謝をして、今年もよろしくお願いしますとご挨拶できたら素晴らしいお正月になるのではないでしょうか。