引越しするとなると心配なのは子供の転校です。
まだ小さいお子さんの場合は転校のストレスも心配ですね。
親として子供のストレスにはどのように対処すれば良いでしょうか。
小学生の転校ストレスにはどう対処するか
最初に転校の事を話した際に子供が最も嫌がるのが友達との別れです。
子供の住む世界は小さく、主に親子の世界、小学校または友達との世界といった程度です。
その一方が変わってしまうことになりますから子供にとってはストレスも大きなものになります。
特に親しい友達がいる場合はお別れのプレゼントを贈るようにしてみてはいかがでしょうか。
子供にプレゼントを用意させたり、自分で渡すといった事をさせることで余計な心配を除き、子供自身の心にも区切りをつけることができます。
また、転校先での不安もあるでしょう。全く知らない環境へ行くわけですから当然ですね。
親の方も新しい環境となるわけですから、単に子供扱いせずに家族みんなでがんばろう、「一緒に手伝ってくれる?」という感じでお子さんに協力してもらえるようにしむけてみてください。
引越しをポジティブに捉えることができれば不安も緩和されると思いますので、引越しについては前向きな表現を使うようにしてみてください。親が不安な事を言っていれば子供は必然的に不安を抱きます。
引越しのタイミングについてもある程度調整しても良いですね。
転校先で運動会などの大きなイベントがあるようならその前に転校してしまう方が良いでしょう。イベントでは同級生との関わりができて友達を作るきっかけになります。
また、夏休みなどの前後で考える場合は休み前に引越ししてしまった方が良いかもしれません。
休み前に友達ができれば夏休み中に一人ぼっちということもありませんし、親の方も夏休み中の引越しとなると子供が家にいて以外と捗らないかもしれません。
なにより休み中に引越しして友達ときちんとお別れできなかったらお子さんが悲しむのではないでしょうか。
さらに引越し後は環境の変化にも注意してください。
2、3日は学校までは付き添いが必要でしょう。下校時もお迎えに行かないと道に迷ってしまうかもしれません。このあたりは親がしっかりとフォローしてあげてください。
勉強については新年度であれば皆と同じスタートとなりますが、学年途中での転校となった場合は授業の進み具合にずれがあるかもしれません。
小学校の授業であればすぐ追いつけるので心配は無いですが、子供が不安になるようならしっかり話しを聞いてあげてください。
親の方もいろいろと心配にはなると思いますが、子供への声掛けについては「友達はできた?」とか「いじめられてない?」ということをしつこく聞くと子供は余計に不安に感じてしまいます。
引越し前なら「何か面白いところあるかな?」とか転校後なら「明日は何をするの?楽しみだね」といったポジティブな言葉をかけるように心がけましょう。
親が焦って子供を急かすことのないように、ゆっくり環境に慣れていけばいいんだよと伝えてあげてください。
子供に転校を伝えるタイミング
転校のことをあまり早く伝えてもかえってストレスになるという話もありますが、引越しが決まったら直ぐに伝える方も多いようです。
確かに引越しが決まったら新しい住居探しや引越し手続きなどありますから、子供にもその気で協力してもらう必要があります。
早すぎない時期となると、引越しの1、2ヶ月前くらいには伝えておくと良いのではないでしょうか。
子供の心の整理もあるので、この位の期間は欲しいところです。お友達がお別れ会などしてくれる場合もありますのでこの位の時期が良いと思います。
引越しによる小学校の転校手続き
引越しが決まったら学校にも早めに連絡しておきます。
日程がはっきりしていなくても引越しが決まった時点で早めに一報を入れておくと良いですね。
少なくとも1ヶ月前には連絡しておかないと転校の手続きが間に合わなくなってしまいますので注意してください。
新しい学校へは現在の学校から連絡してもらえますので自分で行う必要はありません。
手続きとしては担任の先生から書類を貰い、新しい学校へ渡せば良いです。
書類が教育委員会での受け渡しとなる場合は役所での転出・転入届けの際に必要な指示を出してくれますのでその通りに従えば大丈夫です。
地域により若干手続きが異なりますが、担任の先生から教えてもらえますので特に難しいことはないでしょう。
まとめ
小学生の転校ストレスを緩和するにはどのように対応すべきかということでまとめました。
親としては心配でついついネガティブな質問をしてしまいそうになると思いますが、そこはぐっと堪えて希望の持てるようなポジティブな言葉をお子さんにはかけてあげるようにしてみてください。
新しい環境でも楽しく生活できるよう家族でがんばってください。
↓↓記事がお役に立ちましたら応援クリックお願いします!
にほんブログ村
コメント