今年は、5歳の息子と3歳の娘の七五三だ!
子供が二人のときは、神社の初穂料の金額はどうなるんだろう?
のし袋の書き方は連名でいいのかな?
とお悩みのアナタに、子供二人の場合の七五三の初穂料の金額やのし袋の書き方について解説していきます!
七五三に子供二人の場合の初穂料
まず初穂料(はつほりょう)とは、七五三・お宮参り・安産祈願・厄払い・結婚式などの神道の祈祷のときに神社に渡す謝礼のことです。
元々は、その年の最初に収穫した稲穂(お米)を神様に捧げたのが始まりとされています。徐々に農業をしない人が増えてきて、代わりにお金をお供えするようになりました。
子供が二人以上いれば、初穂料は人数分必要です。
初穂料は神社によって異なりますが、七五三であれば金額は一人五千円~一万円が目安。基本的には、七五三の初穂料は五千円の神社が多いです。
「初穂料はお気持ちで」と言われたら、最低一人五千円にしましょう。
祈祷のあと、お守りや縁起物をおさがりとしてくださる神社もあります。その場合は、初穂料は一万円くらい必要です。
神社によっては、兄弟姉妹がいる場合に、金額が割引になるケースもあります。一度、神社に確認してみましょう。
七五三の初穂料ののし袋の書き方 子供二人の場合
初穂料を入れるのし袋ですが、どのように書けば良いのでしょうか?
のし袋は子供の人数分を用意
兄弟姉妹で七五三の年齢が被り、同時に行う方は多いかと思います。
その場合は、一人一つののし袋を用意するのが一般的です。
もし、初穂料に兄弟姉妹の割引金額がある神社であれば、一つののし袋で渡す方が良いでしょう。
のし袋の種類
七五三用の初穂料を入れるのし袋は、水切りが紅白で蝶結びのものを使用しましょう。
蝶結びには、「何度も結べる」という意味があり、何度繰り返しても良いおめでたいことに使います。
表書き
七五三の表書きは、
上段:御初穂料
下段:子供のフルネーム
と書きます。
お祓いを受けるのは子供なので、子供本人の名前ですよ。
子供二人の連名にする場合は、
一番右が一番上の子供の名前(姓と名)、その左に二番目の子供の名前(名だけ)
を記入します。
もし、三番目の子供がいれば、二番目の子供の名前の左に名前(名だけ)を書きましょう。
地方によっては、名前の左側に子供の年齢を書き添える地方もあります。迷ったときは、神社に問い合わせれば、親切に教えていただけますよ。
お札の向き
のし袋と中包み(中袋)は、表の面が揃うように入れます。(お札は人物が描かれている方が表、描かれていない方が裏です。)
ちなみに、初穂料として包むお金は、新札でなくてもよいです。
しかし、神様に捧げるお金ですから、あまりにも汚いお札はNG!なるべくきれいなお札を用意しましょう。
初穂料の渡し方
初穂料を渡すタイミングは、社務所で受付の申込用紙を記入して、提出するときです。
大きな神社だと、七五三当日は専用の受付場所が用意されています。大変混み合って、申し込みが順番待ちになるので、早めに到着するようにしたいですね。
渡すときは、ふくさから取り出して、「お供えくださいませ」と言って差し出しましょう。のし袋はふくさに包んだ方が、丁寧な印象ですが、必ず包まなくてはいけないわけではありません。
のし袋の書き方についてはこちらの記事もご覧ください。
まとめ
今日は、子供二人の場合の七五三の初穂料の金額やのし袋の書き方について解説してきました。
七五三は、子供が三歳、五歳、七歳を迎えるときに、「健やかに成長しますように…」と祈るお参りです。
準備を万端にして、子供の成長を祈りたいですね。ご家族で楽しい七五三をお迎えください。