親が亡くなって、まだ喪中の期間に結婚式の招待状が届いたらどうしたらよいのでしょうか。
欠席の連絡をしなければならないのはわかっているけれども、どう返信はがきに書いていいのか、どうすれば失礼に当たらないか悩んでしまいますよね。
欠席はするけれども、お祝いは贈りたいなど、どうすればいいのか、これからお話していきたいと思います。
喪中による結婚式の欠席の場合の返事の書き方
せっかく結婚式の招待状を受け取ったのに出席できないのは残念ですよね。
ですが、親の喪中の期間なら仕方が無い場合もあります。そのような場合は、結婚式を欠席する旨の返事を書きましょう。
まずは、結婚式の招待状が届いても、即、返信はがきで「欠席」と返信するのは避けたほうがいいです。
相手も招待状が届いてすぐ「欠席」が返信されると、欠席理由の内容が喪中であっても、喪中を言い訳にしたような印象を相手に持たれてしまいます。
そうならないように、返信はがきを出す前に、電話やメールで一度連絡しておくと良いです。
できれば電話の方がよいでしょう。電話なら直に結婚のお祝いの言葉を伝えることができます。
その上で、親が亡くなって喪中期間なこと「出席したいのですが、やむを得ない理由で欠席します」と伝えると良いです。
披露宴に招待する間柄なら、親が亡くなったことも知っていることもありますし、お通夜に来てもらった場合もあるかと思います。きっとわかってくれるでしょう。
欠席はするけれども、お祝いの品は贈りたいと伝えるのもよいです。返信はがきを送ったあと、お祝いの品を贈れば良いです。
相手も披露宴の準備で人数の調整などもありますので、欠席とわかっていて連絡しないのは失礼になります。
電話をした上で、返信はがきを送りますが、返信はがきには、
・ご結婚おめでとうございます。当日はやむを得ない事情があり出席できず申し訳ありません。
・ご結婚おめでとう!出席したいところなのですが、事情があり残念ですが欠席させていただきます。
とお祝いの言葉を先に書いて、「出席したかった」「晴れ姿を見たかった」と残念という気持を伝えます。
喪中で結婚式を欠席する場合のご祝儀
喪中で結婚式を欠席する場合のご祝儀ですが、だいたい、出席する場合の1/3~1/2くらいの金額が相場となります。
相手に会えない場合は、ご祝儀を現金書留で送りましょう。新券を用意し、ご祝儀袋に入れ現金書留用の封筒に入れます。
現金書留は、郵便局の窓口からしか出すことができません。
ご祝儀袋が楽に入れられることができる、一回り大きい現金書留の封筒がありますので、無理に入れないで、こちらの封筒を使うのもよいでしょう。
ご祝儀を郵送することは、決して珍しいことではありません。
学生時代の友人の結婚式の場合や、自分が引越しをした場合は遠方の地域に住んでいることもあります。郵送するのは失礼にあたりませんが、相手の考え方もあるかもしれません。
あらかじめ、送ることを伝えておくと誤解がないですね。
当日、お祝いを伝えたいのであれば、祝電(お祝い電報)を打つ方法もあります。結婚式の会場の場所を聞いて、祝電は2、3日~前日までに届くようにしておきましょう。
まとめ
せっかくの結婚式、出席することができれば、こちらまで幸せのおすそ分けを貰えそうな気がしてきますよね。
残念ですが、不幸と重なってしまったときは、すみやかに相手に理由を伝えましょう。
相手も残念だと思いますが、心から伝えれば分かってもらえるでしょう。
行き来ができる距離ならば、あとでDVDや写真を見せて貰うのもよいかもしれませんね。きっと話が弾むことでしょう。