からしやマスタードっておいしいですよね。
料理のアクセントになり、それがなくても食べられますが、料理をより一層引き立てます。
とても身近な食材ですが、からしでマスタードの代用ってできるのでしょうか。
お互いが代用できれば、料理はもっと便利になりますね。
からしとマスタードのこと、お話していきましょう。
マスタードをからしで代用する
私もからしやマスタードは大好きです。おでんを食べるときは「からし」がないと始まらないほどです。
「マスタード」も大好きで、フランクフルトを食べるときはかかせません。
たいてい冷蔵庫に在庫していますが、たまにしか買わないのでうっかり切らしてしまうこともありますよね。
そんなとき、マスタードの代わりにからしで代用、もしくはからしの代わりをマスタードで代用ってできないかなと考えたりしませんか?
料理によっては代用として使えることもあります。フランクフルトソーセージだったらマスタードを切らしていても、からしでいけます。そもそもフランクフルト自体がおいしいので、マスタードやからしがなくても食べられますが。
また、サンドイッチの場合はどうでしょうか。サンドイッチを作るとき、パンにバターなど塗りますよね。マスタードを塗る人もいるかと思いますが、からしでも代用できます。
「からしマヨネーズ」という商品もあり、それを塗ってサンドイッチを作る人もいますので、代用してみても違和感無く食べれるでしょう。
おでんではどうでしょうか。おでんにからし、まさに最高の組み合わせですよね。あのツーンとくるのがいいです。
おでんにマスタードの代用は、個人的にはおすすめできません。マスタードには酸味があるので、おでんにはあまり合いません。
和食のおでんの出汁の味や香りをマスタードの酸味が邪魔をしてしまうのかなと思います。個人的な好みもあるとは思いますが、他にもからしの代用にできる調味料についてはこちらの記事にもまとめてあります。機会があれば試してみてください。
次に、冷やし中華では代用できるか考えてみたいと思います。冷やし中華にはからしが合いますね。
ですが、冷やし中華に添えるトッピングを変えるとマスタードでも美味しく頂くことができます。普通のハムを生ハムに変える、酸味のあるスープにオリーブオイルをかけると、洋風な冷やし中華になります。このようにアレンジするとマスタードが似合う一品になりますよ。
カラシとマスタードの違い
カラシとマスタードは、色もなんとなく似通ったところがあります。
では、カラシとマスタードの違いはなんでしょうか?
カラシ
和からし(オリエンタルマスタード)
辛味成分:アリルイソチオシアネート。セイヨウカラシナの種子を粉末にしたもの
洋からし(イエローマスタード)
からしに酢や糖類、香辛料を加えて調整されたもの
マスタード
洋からしと同じ、洋からしのこと。基本的には、「和からし」でそこに酸味や糖類、小麦粉などを加えたものがマスタードなのですね。海外では、マスタードが「からし」全般のことになります。
マスタードにはからし(セイヨウカラシナ)に混ぜるものによって呼び方が違います。
ターメリックによって鮮やかな黄色に色づけされていて、辛味はマイルドで程よい酸味が特徴。ホットドッグに使いたいマスタード。
フランスのディジョンの伝統的なレシピにそって作られたマスタード。サンドイッチなどに良く合います。
ブラウンマスタードを粉に挽かずにそのまま使用したもの。ソーセージやポトフなど肉料理に合わせたいマスタード。
マスタードに蜂蜜を加えたもの。チキンやハムなどの肉料理のソースに使ったりします。
まとめ
からしとマスタードの違い、基本は「からし」に色々加えたものがマスタードなのですね。
口当りは多少違いますが、どれもおいしいものばかりです。
今度、買い物するときに、からしやマスタードのコーナーに立ち寄ってじっくり見たくなりました。
みなさんも料理のアクセントに工夫して使ってみてくださいね。