桃太郎のお話のもととなったともいわれる吉備津彦を主祭神とした吉備津神社で七五三の祈祷をしていただきましょう。
吉備津神社の歴史や七五三の初穂料などまとめてみました。
吉備津神社は桃太郎の話のもと?
吉備津神社には桃太郎のもとになったともいわれる温羅退治の話が伝わっています。
温羅(うら)とは百済の国の王子で、身の丈も大きく乱暴もので、新山に築いた城に住み着いていました。
近くを通るものがいればこれらを襲い、積荷をうばい、女や子供をさらって城に閉じ込めていたそうです。
温羅を退治するために朝廷から遣わされたのが吉備津彦で、吉備津彦は温羅との戦いに勝利し、その首をはねました。
温羅の首は串刺しにされてさらされていましたが、何年もの間、吠え続け人々を悩ませました。
その後、首は吉備津神社のお釜殿の下に埋められましたが、それでも首はうなり続けました。
ある夜に吉備津彦の夢に温羅があらわれ、温羅の妻の阿曽媛にお釜の火を炊かせと言いました。
幸福が訪れるなら釜は豊かに鳴り響き、災いが訪れるなら荒々しく鳴るだろうと温羅は告げました。
それ以来、お釜殿では毎年、釜を炊いてその年の吉凶を占うようになりました。
お釜殿では釜が炊かれていますので是非そちらにも行ってみてください。温羅のうなり声は聞こえるでしょうか。
吉備津神社で七五三の祈祷
このように吉備津神社は勇ましい吉備津彦にまつわる神社であります。これもひとつのパワースポットといえるかもしれませんね。
お子さんの七五三の祈祷で成長を祝い、加護をお祈りするにはぴったりの神社ではないでしょうか。
七五三の祈祷については次のように受付されているようです。
受付開始:11月~
受付時間:8:30~16:30(平日) 8:00~17:00(休日)
初穂料:三千円、五千円、一万円
なお、予約は不要ということでしたので、当日受付を行ってください。
初穂料については3千円以上お気持ちでということでしたが、5千円や一万円になるとお土産が少しだけ増えるようですね。
吉備津神社には有名な回廊などの撮影スポットもありますので、お父さん、お母さんとの撮影にもおすすめです。
吉備津神社へのアクセス
電車または車で行かれるのが便利です。
住所:岡山県岡山市北区吉備津931
電話:086-287-4111
電車:JR吉備津駅 徒歩10分
車:JR岡山駅 242号線経由 25分
まとめ
勇猛な吉備津彦のご利益でお子さんも元気に育ってくれるのではないでしょうか。
本殿は全国で唯一の吉備津造りとなっていて国宝にも指定されていますのでお子さんと一緒に境内を散策しても良いですね。。
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