今やパソコンはなくてはならない物になりました。
パソコンが世の中に出始めた頃よりも、薄く・軽くなり、より便利になりました。ノートパソコン1台だけで、場所を選ばない仕事も増えてきました。
仕事場所を選ばない人は、パソコンをお供に旅行をするかも知れません。出張が多い人にとっては、出張先での仕事のためにパソコンを持ち歩くかも知れません。
なかには複数のパソコンを持ち歩く人もいるはずですが、飛行機に乗る際には何台まで持ち込みが出来るのでしょうか。
飛行機に手荷物でパソコン 2台を持ち込める?
複数のパソコンを飛行機に手荷物として持ち込めるのでしょうか?
国内線と国際線で手荷物制限が違いますので、まずは、それぞれ確認していきます。
国内線の手荷物制限
1.重量は身の回り品を含めた総重量10kg以内です。
2.サイズは飛行機の座席数によって変わります。
・飛行機の座席数100席以上の場合
サイズ合計が115cm以内 (縦55cm×横40cm×高さ25cm以内)
・飛行機の座席数100席未満の場合
サイズ合計が100cm以内 (縦45cm×横35cm×高さ20cm以内)
3.個数は一人1個です。(身の回り品の他に手荷物1個です。)
注意点
※身の回り品とは、ハンドバッグやカメラ、傘などです。
※各返のサイズが規定内でも3辺の合計を超える場合は持ち込みできません。
※条件を超える手荷物や収納できないと判断された手荷物は、貨物室にお預けの手荷物となる場合があります。
国際線の手荷物制限
1.重量は身の回り品を含めた総重量10kg以内です。
2.キャスターや持ち手を含むサイズ合計が115cm以内
(縦55cm×横40cm×高さ25cm以内)
3.個数は一人1個です。(身の回り品の他に手荷物1個です。)
注意点
※自分で手荷物の梱包をして、自分で管理することになります。
※機内の収納棚か自分の席の前の座席下に収納可能な物のみになります。
※手荷物の機種や収納スペースの大きさによっては、手荷物制限内の手荷物でも
持ち込めないことがあります。
さて、国内線・国際線の手荷物制限を確認してきましたが、パソコンを手荷物として持ち込む際に制限はありませんでしたので、何台でも持ち込みはできます。
パソコンの重さやサイズが手荷物制限内であれば大丈夫です。
しかし、パソコン以外の荷物やパソコンを保護するケースの厚さを考えると、パソコン自体を持ち込める台数はそこまで多くなさそうですね。
飛行機に乗る前にパソコンを預ける際の注意点
ノートパソコンなどの精密機器は補償の対象外とされている場合が多いです。
そのため、スーツケースなどに入れて預けるよりも機内に持ち込んで自分で管理する方が安全でおすすめです。
しかし、どうしても手荷物制限があって機内に持ち込めない場合は、補償の対象外となりますので、それを理解した上でスーツケースに入れましょう。
スーツケースに入れて預ける場合と機内に持ち込む場合の注意点も変わってきますので、パソコンを持ち運ぶ際には、荷物の制限と合わせて確認が必要です。
スーツケースに入れて預ける場合の注意点
1.パソコンは完全に電源がOFFになっているか確認しましょう。スリープモードにしたままになってないか要確認です。
2.スーツケースは強固な物を使用しましょう。
3.出来る限りたくさんの梱包材(プチプチなど)や保護ケースに包みましょう。
機内に持ち込む場合の注意点】
1.保安検査場で手荷物検査がありますが、パソコンはエックス線検査をされます。そのため、保安検査場で手荷物からパソコンを簡単に出せる状態にしておく必要があります。検査用のトレイにパソコンだと分かるように入れてエックス線検査をしてもらいましょう。
2.機内に持ち込みをした場合でも、万が一のことを考えると、それなりに梱包材や保護カバーを使用して振動などの対策をしておくのがベターです。
3.パソコンを持ち歩く時に一緒に持ち歩く物として充電器や予備のバッテリーがあります。充電器や予備バッテリーの中には、リチウム電池が使われていることがありますが、発火の恐れがあるため、預けることができません。
最初から機内に持ち込みする手荷物として準備する必要があります。あらかじめ、持ち物の中にリチウム電池が使用されているものがあるか確認しておきましょう。
まとめ
飛行機にパソコンを持ち込む台数制限はありませんが、手荷物制限がありますので、制限内で持ち込めるような準備が必要です。
スーツケースに入れて預けてしまうと精密機器の補償はありませんので、可能な限り梱包材や保護ケースで保護してから預けましょう。
機内に持ち込む際には、保安検査場で手荷物から出しやすいようにしておくと、スムーズに手続きができます。梱包をしっかりしたい人は手続き後に梱包する方法もあります。
パソコンには仕事や趣味など、大切な情報が入っている場合が多いですので、自分が搭乗する飛行機の航空会社の荷物制限をよく確認して、破損しないように丁寧な対策をしておくと良いですね。
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