結婚式の準備は、決めることが多くて大変!
親戚がたくさん来てくれるんだけど、席次表の肩書きはどうしたらいいの?
「いとこ」って、色々漢字があるんだよね?いとこの配偶者や子供は、どうやって書けばいいんだろう…
とお悩みのアナタに、結婚式の席次表の書き方を解説します!
席次表の肩書き いとこの配偶者の場合の書き方
まずは、ご存知かもしれませんが、「いとこ」の漢字の説明からしていきましょう。
なんと、「いとこ」の漢字は11種類もあるのです。
いとこの表記の仕方
従兄:自分より年上、かつ男性のいとこ
従弟:自分より年下、かつ男性のいとこ
従姉:自分より年上、かつ女性のいとこ
従妹:自分より年下、かつ女性のいとこ
従兄弟:自分より年上と年下の男性同士のいとこ
従姉妹:自分より年上と年下の女性同士のいとこ
従兄妹:自分より年上の男性と、年下の女性の男女のいとこ
従姉弟:自分より年上の女性と、年下の男性の男女のいとこ
従兄姉:自分より年上の男女のいとこ
従弟妹:自分より年下の男女のいとこ
従兄弟姉妹:いとこ(親の兄弟姉妹の子供)全般を指す
自分よりも年上・年下か、また男性・女性かによって、漢字を使い分けます。自分といとこが同じ年齢の場合、誕生日が早い方を兄・姉としてください。
「いとこ」の漢字はたくさんありますが、結婚式の席次表では、
・従兄
・従弟
・従姉
・従妹
の表記を使うことがほとんどです。
そして、悩むのが「いとこ」の配偶者の肩書きだと思います。
いとこの配偶者の表記の仕方
・年上の男性のいとこの配偶者→従姉
・年下の男性のいとこの配偶者→従妹
・年上の女性のいとこの配偶者→従兄
・年下の女性のいとこの配偶者→従弟
いとこの配偶者の席次表の書き方は、いとこの配偶者の年齢に関係なく、いとこと自分の年齢によって決まります。
もし、ある女性(30歳)に、従兄(35歳)とその妻(28歳)がいた場合、妻の肩書きは「従姉」になります。
この決め方は、自分の兄弟姉妹の配偶者の肩書きの書き方と同じですね。自分に兄がいる場合、兄の妻が自分より年下であっても、「義理の姉」となります。
※地域によって、書き方が異なる場合があるので、確認してみてください。
席次表の肩書き 従兄弟の子の場合の書き方
もう一つ悩むのが、「いとこ」の子供の肩書きですよね。
いとこの子供の表記の仕方
男の子→従甥
女の子→従姪
従甥は、「いとこおい」または「じゅうせい」、
従姪は、「いとこめい」または「じゅうてつ」と読みます。
ありがちな間違いとしては、「いとこのご令息」や「いとこのご令嬢」としてしまうことです。
友人や来賓のお子様であれば、「ご令息」や「ご令嬢」でOKです。しかし、いとこの子供は親族なので、あらたまった敬語表現をするのはNGになります。
ミスがあれば、プランナーさんが指摘してくれるとは思いますが、自分たちでもマナーはよく確認しておきましょう。
ちなみに、「おじ」も「伯父」と「叔父」の二つの漢字があることをご存知ですか?
「伯父」は、自分の親よりも年上の男性、つまり兄のこと。
「叔父」は、自分の親よりも年下の男性、つまり弟のことです。
同じように、「おば」も、自分の親よりも年上・年下かで「伯母」と「叔母」を使い分けます。
自分の結婚式を機に、冠婚葬祭のマナーを覚えられるといいですね。
まとめ
いとこの配偶者や子供の、結婚式の席次表の肩書きについて、いかがでしたか?
自分といとこの年齢と、性別によって、肩書きが変わるのでしたね。
書き方を間違えると、大変失礼にあたってしまいますので、席次表が完成したら、何度も見直しをしましょう。
特に、名前は絶対に間違えてはダメですよ!
結婚式が無事に迎えられるといいですね♪