今年は父親が亡くなったから、喪中はがきを出さないと。
喪中はがきって、いつまでに送ればいいんだろう?そしてどこまでの範囲の相手に送ればいいんだろう?
とお悩みのアナタに、喪中はがきをいつまでに出せばいいのかと、送る相手の範囲がどこまでかについてお話ししていきましょう!
喪中はがきはいつまでに送る?
家族や親戚が亡くなった場合、半年~一年間くらいは喪中となります。
喪中となるのは、配偶者・両親・義父母・子の1親等、兄弟姉妹・祖父母・孫の2親等までが亡くなったときが一般的です。
喪中の期間には、おめでたいことである年賀状の挨拶を控えるのが昔からの日本の習わしです。
1親等や2親等でなくても、同居していたり、故人との関係が深かったりした場合は、喪中はがきを送っても良いとされています。
また、最近では別居している祖父母や義理の兄弟姉妹などの場合は、喪中はがきを出さないケースもあるようです。
喪中の年には、喪中はがきを送り、
「悲しみが深いので、新年を祝う気持ちにならないので、年賀状は出しません。」
「喪中だから年賀状は出さないけれど、良い年をお迎えください。」
と相手に知らせる必要があります。
喪中はがきは、「年賀状を出しません」と相手に伝えるためのものなので、相手が年賀状の準備に取り掛かる前に出すのがマナーです。
出来れば、11月中旬~12月初旬には届くように喪中はがきを準備しましょう。
郵便局での年賀状の受付は、毎年12月15日ですから、最低でもこの日までには届くようにしたいですね。
また、亡くなったのがその年の早くであっても、11月中旬~12月初旬に届くようにした方が良いでしょう。
喪中はがきがあまりにも早く届くと、相手が忘れてしまう可能性があります。
●亡くなったのが年末だった場合の喪中はがきは?
年末に不幸があった場合には、喪中はがきが送れなくても仕方がありません。
相手から送られてきた年賀状を一旦受け取って、1月8日以降に寒中見舞いとして返事を出しましょう。
喪中はがきを送る相手の範囲はどこまで?
喪中はがきを送る相手の範囲は、毎年年賀状をやり取りしている相手になります。
喪中でなければ、通常通り年賀状を送っていただろう相手に、喪中はがきを送るということです。
故人に関係のない相手や、不幸を知らせる必要のない相手であれば、通常通りに年賀状をやりとりすることもあるので、自分で判断をしましょう。
●身内への喪中はがきはどうする?
葬儀に参列していた親戚には、喪中はがきを出さないケースが多いです。
しかし、身内であっても喪中はがきを出す家もあるので、一度確認した方が良いでしょう。
●仕事先への喪中はがきはどうする?
仕事の取引先などと年賀状のやりとりをしている場合、プライベートと分けるという考え方で、例年通りに年賀状を送るケースが多いです。
●相手も喪中の場合の喪中はがきはどうする?
その年に自分にも相手にも身内の不幸が重なっていた場合は、喪中はがきを送っても問題ありません。
喪中はがきは新年を祝うものではなく、年賀状を出せませんと伝えるためのものです。
まとめ
今回は、喪中はがきをいつ出すかと、どこまでの範囲の相手に送るのかについてお話ししてきました。
喪中については、地域や家によって考え方はそれぞれなので、自分一人で決めてしまわず、周囲に聞いてみるのも良いかと思います。
また、アナタが喪中なのに相手から年賀状が送られてくる、という場合もありますが、喪中であっても年賀状を受け取ることはマナー違反ではありません。
喪中期間に年賀状が届いた場合は、1月8日以降に寒中見舞いとして返事を出しましょう。